▎まず、このポジションについて
PROVIDENCEにおいて今回募集するのは、3D都市データ配信プロダクトの事業戦略とプロダクト戦略を一体で担うプロダクトマネージャーです。
SpaceDataでは、OpenUSD形式の3D都市モデルなどをAPIで提供し、外部の開発者やパートナーが自社サービス・アプリケーションへ組み込める3D都市データ配信プロダクトの立ち上げを進めています。
現在はプロトタイプ検証段階で、市場・顧客・MVP・収益モデル・プライシング・ロードマップなど、事業とプロダクトの根幹をこれから検証・決定していくフェーズです。
今回求めているのは、完成したプロダクトの機能改善や開発進行だけを担うPdMではありません。
「誰に・何を・いくらで売るか」という事業戦略と、「そのために何を作るか」というプロダクト戦略の双方を持ち、開発チームとともに0→1でプロダクトを立ち上げるポジションです。
▎募集背景
SpaceDataでは、PROVIDENCEを通じて、デジタルツイン、フィジカルAI、シミュレーション技術の社会実装を進めています。
その中で、これまで個別のプロジェクトや実証で蓄積してきた3D・デジタルツイン技術を、特定案件だけで使うものではなく、外部の開発者やパートナーが利用できる共通プロダクトとして提供する構想を進めています。
現在は、OpenUSD形式の3D都市モデルをエリア座標やLOD指定によって取得できるAPIなどのプロトタイプ検証を進めています。一方で、
- どの市場・顧客を最初のターゲットとするのか
- どの顧客課題を解決するのか
- どの価値を、どの料金・収益モデルで届けるのか
- 何をMVPとして提供するのか
- SIerやソリューションプロバイダー等と、どのようなエコシステムを構築するのか
といった事業・プロダクトの根幹は、これから検証・決定していきます。
そこで、決められた仕様やロードマップを管理するのではなく、対象市場・収益モデル・プライシングを含む事業戦略と、MVP・ロードマップ・要求定義を含むプロダクト戦略の双方を担い、顧客・市場・技術の一次情報からプロダクトを形にできるPdMを募集します。
※プロジェクト固有の非公開情報は、選考の進行に応じて必要な範囲でご案内します。
▎必須条件(MUST)
- BtoBのAPIプロダクト/Webプラットフォーム等におけるPdM経験
- 0→1または新規プロダクト立ち上げフェーズで、要求整理・ロードマップ策定・優先順位決定を担った経験
- 顧客・パートナーと直接対話し、課題や要求をプロダクト仕様へ落とし込んだ経験
- エンジニアと技術仕様・アーキテクチャ・実現方式について議論し、プロダクトとして意思決定できる技術リテラシー
※実装経験そのものは必須ではありません。
▎歓迎条件(WANT)
◼︎技術・経験
- 収益モデル・プライシング・事業計画の策定経験
- 大規模または複数ステークホルダーが関わるプロジェクトのリード経験
- SIer/ソリューションプロバイダー等を含むパートナー・エコシステム型ビジネスの設計経験
- 3D/GIS/シミュレーション/CG/AI、またはクラウド・データ基盤領域に関する知識
◼︎人物像・志向性
- 未定義の状態を、自ら整理し、仮説を立てて前に進められる方
- 顧客が開発者であることを理解し、Developer Experienceにも責任を持てる方
- 事業と技術のどちらか一方ではなく、両方を自身の責任範囲として考えられる方
- 分析・企画で終わらず、自ら顧客へ会いに行き、検証・実行まで進められる方
※ 歓迎条件は必須ではありません。
3D都市データ配信プロダクトについて、市場・顧客の探索から事業モデル、プロダクトロードマップ、要求定義までを一気通貫でリードしていただきます。
▎具体的な仕事内容
① 市場・顧客戦略の策定
都市開発、建設、設備管理、防災などの候補市場について、顧客課題・市場性・競合環境・技術との適合性を検証し、ターゲット市場・顧客セグメントを定義します。
② 事業モデル・プライシングの設計
顧客がどの価値に対して費用を支払うのかを検証し、料金体系、利用単位、ティア設計、無料枠などを含む収益モデルを設計します。
③ プロダクト戦略・ロードマップの策定
PoC → MVP → 本番リリースまでのロードマップを策定し、顧客価値・事業性・技術的実現性を踏まえて、機能や開発テーマの優先順位を決定します。
④ 要求定義・Developer Experienceの設計
API/SDK/管理画面、サンプル、ドキュメントなどについて、開発者がサービスを知り、試し、実際に組み込むまでの体験を設計します。
⑤ 開発チーム・パートナーとのプロダクトづくり
リードエンジニアやインフラエンジニア等と技術選定・実現方式を議論し、顧客・SIer・ソリューションプロバイダーから得たフィードバックをプロダクト仕様や優先順位へ反映します。
▎入社後、まずお任せしたいこと
入社直後は、いきなりゼロから新しい計画を作るのではなく、現在までに蓄積されている技術・検証結果・仮説を把握し、「次に何を検証・意思決定すべきか」を整理することからお任せします。
- 現在のプロダクト構想、プロトタイプ、技術資産、これまでの検証内容のキャッチアップ
- 既存の市場仮説・顧客仮説・事業仮説と、未検証事項の整理
- 開発・事業メンバーとの認識合わせと、重要な意思決定テーマの特定
- 今後の仮説検証における優先順位・進め方の整理
まずは、「すでに分かっていること/まだ分かっていないこと/次に検証すべきこと」を可視化し、チームとして次の意思決定ができる状態をつくることを期待しています。
そのうえで、顧客・パートナーへのヒアリングや市場検証を進めながら、ターゲット市場、MVP、事業モデル、ロードマップの具体化へ進んでいただきます。
▎このポジションで向き合う難しさ
本プロダクトは、まだ市場・顧客・提供価値・ロードマップが完全に固定されたプロダクトではありません。
そのため、既に決められた要件を実行するのではなく、顧客との対話や検証を通じて「何を作るべきか」そのものを定義していくことが求められます。
また、本プロダクトでは3Dデータの容量や配信方式、インフラコスト、パフォーマンスなどの技術的な制約が、プロダクト仕様だけでなく、提供方法や料金設計にも直結します。
そのためPdMには、
- 顧客にとって本当に価値があるか
- 事業として継続可能か
- 技術的に実現可能か
を同時に捉え、事業・プロダクト・技術のトレードオフを整理しながら意思決定していくことが求められます。
完成された環境で改善を積み重ねるというより、不確実な状況の中で仮説を立て、検証し、優先順位を決めながらプロダクトの形をつくっていくことが、このポジションの難しさであり、面白さです。
▎この仕事で得られるもの
◼︎主な成果物
- 3D都市データ配信プロダクトの事業計画・市場戦略
- 収益モデル・プライシング設計
- プロダクトロードマップ・MVP/リリース計画
- 要求定義・仕様・ユーザーストーリー
◼︎経験
- API/プラットフォーム型プロダクトの0→1立ち上げ
- 技術シーズを顧客価値・事業へ変換する経験
- 事業戦略とプロダクト戦略を一気通貫で担う経験
- OpenUSD/3D Tilesなど先端の3Dデータ技術を事業化する経験
▎このポジションで挑戦できること
- 市場からプロダクトをつくる
└既に定義された市場で機能改善をするのではなく、「誰のどの課題を解くか」という入口からプロダクトを設計できます。
- 技術を事業へ変える
└OpenUSDやデジタルツインなどの技術を、技術検証で終わらせず、継続して利用されるサービスへ変えていきます。
- 事業とプロダクトを分けずに意思決定する
└プロダクト仕様だけではなく、市場、価格、商流、ロードマップまでを一つの戦略として考えられます。
- Developer Experienceを0から設計する
└API/SDK/ドキュメントなど、開発者に選ばれ、実際に使い続けてもらうための体験を設計できます。
- 自分の判断をそのままプロダクトへ反映する
└立ち上げフェーズだからこそ、自らの意思決定が事業・プロダクト双方の形に直接反映されます。
▎入社後の流れ
◼︎入社直後
本プロダクトの構想、プロトタイプ、関連する技術資産をキャッチアップし、開発・事業メンバーと現在の課題や仮説を整理します。
◼︎1〜3か月
顧客・パートナーへのヒアリングを進めながら、初期ターゲット市場、提供価値、MVP、ロードマップ、収益モデルの仮説を整理します。
◼︎3〜6か月
開発チームとPoC/MVPを推進し、顧客から得たフィードバックをもとにプロダクト仕様・提供方法・料金モデルを検証します。
◼︎半年以降
本番提供および利用拡大に向け、プロダクト改善、パートナーエコシステムの拡大、新たな市場・ユースケースへの展開を推進します。
09:00〜18:00(休憩1時間)
想定年収:1,200万円〜1,800万円
※ ご経験・スキルに応じて決定します
雇用形態:正社員または有期雇用(契約社員)のいずれも可
※ 業務委託での募集は行っていません
勤務形態:ハイブリッド(週3日以上の出社を目安)
年間休日120日(土日祝日、会社指定休日)
年次有給休暇(法定通り付与)
夏季休暇・年末年始休暇
株式会社スペースデータは、宇宙を誰もが活用できるインフラへと変える「宇宙の民主化」を使命に、宇宙をはじめとするあらゆる空間の知能化(MAKE SPACE INTELLIGENT)に取り組むテクノロジースタートアップです。現実世界の空間をデジタル上に再現する「デジタルツイン」、AIに物理世界の構造や法則を学習させ、ロボットや機械の自律的な判断・行動につなげる「フィジカルAI」、さらに空間や状況を理解しながら自律的にタスクを遂行する「AIエージェント」などの技術を融合し、現実世界とデジタル世界をつなぐ「空間知能」の実現を目指しています。こうした空間知能の技術を活用し、宇宙開発から都市開発、防災、安全保障まで、さまざまな領域において次の未来を支えるデジタルプラットフォームの構築を国内外で進めています。